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菩提寺の家

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OVERVIEW

所在地:滋賀県湖南市 主要用途:一戸建て住宅 構造規模:木造2階建て

敷地面積:330.60㎡(100.00坪) 建築面積:42.23㎡(12.77坪) 延床面積:77.01㎡(23.29坪)

竣工:2025.9 構造:ナカオ建築設計舎 写真:山田雄太

CONCEPT

本計画は高台に計画された2人暮らしの小さな住まいのプロジェクトです。この見晴らしの良い土地で、クライアントは小さいながらも景観を活かした豊かな住まいを望まれた。

そこで本計画では、がけ地条例を考慮した上で内部としては20坪とコンパクトに抑え、その中でも最大限の中間領域を設ける事で、景観を活かした豊かな住まいを創り出した。

風の抜ける南北方向には、大きな抜け感と風の通り道を創り出し、西日の当たる道路側には、大きな木々を配置し階層をまたいで十字の開口部を設ける事で、視線を意識しながらも木漏れ日が内部空間に入り込む演出を行った。

また、外壁には一般的には下見張りで使用される杉材を敢えて縦張りに張り、それをさらに3段に下見張りに張るおさまりにする事で、シンプルな自然素材を使用しながらも、光の陰影で外観の表情の変わる設計を行った。

この「大きな余白」で、面積以上の「豊かな住まい」を創り出す事が出来たと思う。